角島出身の女流作家、中本たか子氏にまつわる資料が展示されている資料館で、つのしま旅館内に併設されています。中本たか子氏はプロレタリア作家として活動されており、共産党のシンパとして検挙、投獄されたりと、波乱万丈の人生を送られたことでも知られています。「闘ひ」「南部鉄瓶工」「耐火煉瓦」「白衣作業」などが中本たか子氏の代表作で、スケールの大きな作風が特徴です。中本たか子氏が詠まれた、「故里を遠く離れて思うかな 夢さきの波 牧さきの風」の歌碑も建っています。
中本たか子文学資料館は、つのしま旅館に併設されています。
平成元年に有志によって建立された歌碑。
中本たか子文学資料館の外観。